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水彩画の下描きに使える万年筆インクの耐水性を比較実験した

万年筆を買ってみた

2025年末頃から万年筆「沼」にハマっています。

とは言っても1本1000円〜数千円の入門用です。

ペン先が18金とかの数万円する

本物にはまだ手が出せません。

海外のサイトでは万年筆で

ドローイングする画像が多数観られるのです。

自分も、そんなことがしたくなって、

ってな感じです。

思い立ったら即、行動してみましょう。

(左から:LAMY/PLATINUM/SAILOR)

まずは、ドイツ製の”LAMY AL-star”という

比較的お手頃な価格の万年筆を買ってみました。

密林で3000円台なのでペン先はステンレススチール製です。

将来的に別売りのペン先(14金)に

アップグレードすることも可能のようです。

書き心地がすこぶる気持ちよく、

職場で使うようにしてみたのです。

ダイヤリーに万年筆で記入すると、

なぜだか、テンションが上がるのです。

インク沼・耐水性インクを探せ!

LAMYの万年筆に同梱されていたのは

ブルーのインクでした。(LAMY T10)

このブルーが目に優しくって気持ちが良いのです。

青いインクは ”仕事運” が上がる!

なんてこともチラホラと耳にします。

弱点は耐水性が無いこと。

水に触れると滲んでしまうのです。

お茶やコーヒーのがはねると

文字が滲んでしまいます。

耐候性もなさそうです。

紫外線なんかにあたると

色褪せるようです。

そうなると今度は

のインクが無いか?

探し始めちゃうのでした。

ネットをさまよい、

気になるイングをポチっていたら、

こんなに!

どのインクが水彩画の下絵用、

ドローイングに使えるのか?

早速、実験してみることにしました。

結論から先に言うと、今回試した中で言うと、

が耐水性に優れ、

水彩画の下書きに最も優れていました。

画用紙はその辺に転がってた

ミューズのニューブレンダを使ってみます。

それぞれ、気になるインクで

イラストを描いて、

ひと晩放置、

インクを乾燥させます。

さてさて、

ぺんてる水筆でこすってみましょう。

結果は下の写真のとおりです。

ありゃりゃあ! 

インクが溶け出して線が無くなっちゃうモノ。

良い感じでインクが溶け出すモノ。

ほとんど滲まないモノ。

それぞれ特徴がありますね。

LAMY Cristal ink (1列目)

LAMYのクリスタルインク、

色調はBenitoite(紺)  

こちらは没食子系のインクで

耐水性があるらしいとのことでしたが、

インクが溶け出してしまい、

水彩画の下絵には使えそうにありません。

でも、色味的には好みです。

にじみを効果的に使うのも有りですね?

今後、ダイアリーように使おうかな?

Pelikan 4001 (2列目)

色調:ブルーブラック 

こちらも耐水性があるとの記事を

WEB上で見つけたのですが、

やはりブルーが溶け出してしまい、

水彩画の下絵、ドローイングには不向きですね? 

こちらも色味的には好みです!

SAILOR 極黒 (3列目)

色調:黒 

こちらは顔料系のインクなので

インクの溶け出しが少しでおさまっていますね?

これくらいならドローイング+水筆で着彩、

水墨画風が楽しめそうです。

失敗すると、画面を汚してしまいそうですが。

PLATINUM カーボンブラック(4列目)

色調:黒

こちらも顔料系のインクです。

ほぼ溶け出しは無く、

水彩画の下絵、

ドローイングにはこちらが最適ですね。

LAMY Cristal ink(5列目)

色調:Topaz (赤茶)

こちらも染料系のインクなので

耐水性はありません。

何に使いましょうか?

LAMY T10(6列目)

色調:ブルー 

これはLAMY万年筆に最初に同梱されているインクです。

染料系のインクなので耐水性は無いですね。

線が残りません!

ワタシはダイヤリー用に使っています。

SAILOR 蒼墨(そうぼく)

色調:紺色(濃いめの青) 

セーラー独自開発の超微粒子顔料インク。

こちらは、ほぼインクの溶け出しがありません。

水彩画の下書きとして合格です! 

同シリーズの「青墨」も耐水性があることを確認しました。👇

上の表は前回と違う状況を試しました。

立方体を描いてすぐに水筆ペンで加筆しました。

前回は1日、置いてから水筆ペンで加筆しましたが

今回、より現実に近い状況、

スケッチしてからすぐに筆ペンを使う状況を想定したのです

水筆ペンを使った場合の滲み方が良い感じ、私の好みなのは

PILOTの BLUE BLACK(染料系)と

SAILORの 蒼墨ですかね?

滲みの色調が青いのが良い印象です。

まあ、ケースバイケースでしょうけど?

結果表

メーカー品名色調種類耐水性
LAMYCRISTAL INKBenitoite没食子系△
Pelikan4001BLUE BLACK染料系△
SAILOR極黒BLACK顔料系○
PLATINUMカーボンブラックBLACK顔料系◎ Good!
LAMYCRISTAL INKTopaz染料系✖️
LAMYT10BLUE染料系/カートリッジ✖️
SAILOR蒼墨紺色顔料系◎ Good!
LAMYCRISTAL INKAzurite染料系✖️
PILOTIRF-12S-BBBLUE BLACK染料系/カートリッジ△
SAILOR青墨紺色顔料系◎ Good!

【水彩画の下描き向き】

◎ PLATINUM カーボンブラック

◎ SAILOR 蒼墨

◎ SAILOR 青墨

【水墨画風の表現向き】

○ SAILOR 極黒

【ダイヤリーや筆記向き】

△ Pelikan 4001

△ LAMY Benitoite

【下描きには不向き】

 ✖️LAMY T10

✖️LAMY Azurite

✖️ LAMY Topaz

今回の実験の結果から、

結論から先に言うと、今回試した中で言うと、

と

が耐水性に優れ、

この3つが水彩画のドローイングに使えそうです。

▪️番外編

PILOT BLUE BLACK は染料系で耐水性は低いのですが

描いてみて、水筆ペンを使用する場合は

良い感じに滲むので、これはこれで私的には好みです。

線から溶け出すけれども、線は残る感じが好みです。


今回は以上です。

おしまい

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